2017.11.12 Sunday

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    2017.11.09 Thursday

    【読書】「アウスリーベ」

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      「kindle unlimited」を読み漁っています。

      11月の1冊目は 全盲の作家 石井 宏幸 の作品、「アウスリーベ」

       

      読み始めたきっかけは 音楽に関係ある小説だから。 まあ、きっかけは単純。(私が読む小説は大抵音楽関係)

      音楽関係の小説が「キンドル読み放題」にあったから、と言うのが理由。

       

      実際に2000年に失明した著者の自叙伝的小説だそうで 読んでいると「これは本当に失明した人でないと ここまでは書けないだろう」と思われた。 

       

      大手コンサルティング会社に勤める全盲の女性、桜井綾香 と世界的なフルート奏者の話。 桜井綾香の職場での話は実はあまり興味がなかったのだけれど 全盲になった彼女の前向きな生活、そして 音楽関係の話は興味深く読みました。

      文章の主語が時々わかりづらくなったのは・・・私の理解能力のせい、かな?

      そして 誤字も少々気になりましたが・・・

       

      文体は特に凝った感じではなかったのですが 内容は楽しめました。

      そして・・タイトルになっている「アウスりーべ」(Aus Liebe)。

      バッハ作曲の「マタイ受難曲」の一曲です。

      バッハの曲は素晴らしいですね。 特に宗教曲は まだあまり聞いたことがないのですが メロディの敬虔な美しさ。

      この「アウス リーベ」もとても美しい曲です。

       

       

      大好きなフルーティストの一人である ブリヤコフがモダンフルートでソロで演奏したものはこちら。

      (バッハの時代は今のフルートとは違ったので・・)

       

       

      小説「アウスリーベ」にはフルーティストが出てくるわけですが もしかして・・作者は工藤重典氏にアドバイスを受けたかな?と思ったら まさしくその通り。 小説のフルーティストは工藤重典のような綺麗な音を出すフルーティストなんだろうな・・なんて思いながら このバッハの曲を思い出しながら読みました。

       

      来年のイースター前には(受難曲なので)「マタイ受難曲」全曲ゆっくり聴こうかな?

      (って・・来年の話ですよ!?)

       

       

       

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      2017.11.04 Saturday

      ドイツでバイエルを使わなくなったのは・・

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        昨日、安田 寛 著の「バイエルの謎」を読了しました。

         

        昨日も書いたとおり、日本ではピアノの教本の「バイエル」を知らない人はいないのではなかろうか? と言うくらい有名ですね。

        ピアノを習う子供は皆、と言っていいくらい「バイエル」からピアノのおけいこを始めていたようです。

        が、

        20世紀の終わり頃には 「バイエルは古い」「バイエルを使っているのは日本くらいだ」と言われ、バイエル批判が始まったようです。(その頃から私はドイツに住んでいるので詳しくはわからないのですが・・・ネットのなかった時代だし)

         

        確かに ドイツでピアノを子供たちに教えていますが バイエルは使っていません。

        他の先生に習っていた生徒を受け継いだ、と言うケースも多くありますが その生徒さんが以前に習っていたテキストを教えてもらっても バイエルは出て来ません。

         

        なぜか??

        「バイエル」はピアノ教本としてはよくない、からではなくて

        「バイエル」では 子供たちがついていけないから・・・だと感じます。

         

        最近の日本でもそのようですが

        ドイツでは1960年代に「褒めて育てよう」と言う教育が流行り、 親が子供を叱らなくなりました。

        そうして叱られずに育った子供が親になった今は もちろん 親が子どもを叱る事が出来ません。

        子供が「バレエが習いたい」と言えばバレエ教室に通わせ、「乗馬がしたい」といえば 乗馬、テニスがしたいといえばテニス。

        では しっかり練習するのかと言うと そんな時間はないし、第一、我慢強くもない、 親も子供にかなり甘く、学校の宿題以外は放任。

        ピアノを習っている子供でも ほとんど練習をせずにレッスンに通います。

        当然、それではバイエルは弾けない。

         

        最近 使われるピアノの教本は カラーでイラストがたっぷり。 曲の進み方も実にゆっくりで

        小学1年でピアノを始めても 両手一緒に弾けるようになるまで1年かかる子もいる!!と言う事態です。

        (稀に起用な子がいると 他の子が1年かかってマスターするテキスト1冊を1ヶ月で済ませたり、と言うこともある・・・)

         

        バイエルの曲を与えたら・・1曲に1ヶ月以上かかるかもしれない・・・

        (初心者なのに。ショパンの曲を1ヶ月、と言うのとは わけが違う!)

         

        バイエルは古いので やる気がある生徒の場合でも デメリットはあるかと思います。

        よく言われるのは ヘ音記号が出てくるのが遅い、と言うこと。 

        曲も少々古臭い、ですよね。

         

        ただ・・最近の教本では 子供用でも まるでジャズのような和声進行の曲があり、また、教師が伴奏するパートが複雑だったり。

        確かに大人として聞いて 「これはおしゃれな和声だなあ〜〜」と思うことも多いですが

        その前に基本的な ドミナント→トニック を身につけさせた方がいいのでは?と思ってしまいます。

        そう、バイエルのような曲も基本としてどんどんさせたい・・・(けれど 子供が弾けない・・) 

         

        ちなみに・・・私はあるドイツ人家庭で「バイエル」を見たことがあります。

        かなり年配のピアノをよく弾く女性のお宅で、でしたが。

         

         

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        2017.11.03 Friday

        【読書】「バイエルの謎」

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          秋です、読書の秋です。 読書週間中です。

          と言うわけでもないですが 最近 読書の時間が取れるのが嬉しい。

           

          今回は Kindleになっていないので 文庫本で

           

          「バイエルの謎」 安田 寛 著

           

           

          ピアノを習った方でなくても 「バイエル」の名前くらいはどこかで聞いた事があるのでは? (少なくともある世代より上だと)と思うくらい、 日本で「ピアノを習う」と言うと「まずはバイエルから」でした。

          私もバイエルから始めました。 この本のカバーは そう言う意味でとても懐かしいです。

           

          この「バイエル」、教本はあれほど有名にもかかわらず、著者のバイエルについては ほとんど知られていない、と言う事で 著者がバイエルと言う人物について調べるのですが その過程が大変興味深く書かれています。

          なぜ、日本ではピアノを習うというと バイエル教本になったのか、

          バイエルと言う人物は本当にいたのか

          バイエルと言う人物の生い立ち、など 実際にその地まで足を運んで調べています。

          ただ 研究結果だけではなく その研究過程が読んでいてい引き込まれる点でもありました。

           

          しかも・・実際に足を運んだのはアメリカと ドイツ。

          事にドイツになると 実際に私もその町に行ってみたくなる程。いいえ、機会があれば行ってみたいと思います。

           

          私はバイエルが嫌いでなく、(習っていた当時は 周りのピアノを習っていた友人もみなバイエルをやっていたのも嫌いにならなかった理由の一つでしょう)

          教本の中の幾つかの曲は大好きで 学校や友人宅でもよく弾いていたのを思い出します。

          この本の著者が バイエルと言う人が何を意図してこの教本を書いたか推測したのを読んだ時、 ますます「バイエルっていいな〜」と思ってしまいました。

           

          ところで・・・

          私は ドイツで子供達にピアノを教えています。

          大手の「音楽教室」や公立の「音楽学校」ではありませんが これまで 生徒数だけはかなりの数の子供を教えてきました。 その経験から思うのは バイエルがドイツで使われていないのは 「バイエルと言う教本がよくないから」ではないと感じます。

           

          その話は次回に・・・

           

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